加齢と口臭
歯磨きでは解決できない!? 加齢臭は口臭ケアにも注意!
赤ちゃんの時は誰もがミルクの甘い香りなのに、成長と共にどんどん個人差が出てくるのが口臭や体臭……。
特に中高年の男性は年齢を重ねるごとに体臭、口臭などがどんどん強くなる“加齢臭”に悩まされている人も多いのではないでしょうか?
年齢を重ねることで発生する口臭は、口臭加齢臭(エイジングノート)と呼ばれています。
歯周病などが原因で口臭を発生させているという可能性もありますが、加齢による口臭は必死に歯磨きをしたり、歯科医院で歯の治療をしても改善することはありません。
加齢による口臭の原因はズバリ、腸内細菌のバランスが崩れることが大きな理由のひとつ。
腸内の善玉菌が少なくなると悪臭の元となるガスが発生し、血流にのって口臭や体臭となって嫌な匂いを発するようになります。
また、肝臓の働きが低下すると代謝によって排出されていたものが分解されにくくなり、口臭の原因になります。
体内から口臭予防をするには、ヨーグルトや納豆、ゴボウ、バナナ、大豆製品など、乳酸菌やオリゴ糖を多く含む食品を摂取して腸内の善玉菌を増やすことがポイント。
一日1.5〜2リットル分泌される唾液も中高年期以降は分泌量が少なくなり、口臭をより強くさせてしまいます。
ストレスや喫煙、食べ物なども口臭の原因になりますので、加齢臭が気になる人は生活習慣にも気を付けることが大切です。
唾液の分泌を促進するには?
口臭予防だけでなく、虫歯予防にも効果的な唾液。十分な唾液の分泌があれば口の中の細菌繁殖が抑えられ、衛生環境も保たれるとされています。
唾液の分泌を促すためには、まずはよく噛むこと。カレーやつゆだくの牛丼、ハンバーガーなどは忙しい時手軽に食べられる食事としてサラリーマンにも人気ですが、あまり噛まずに食べられてしまうので十分な唾液の分泌は望めません。
色々な種類のおかずが入ったお弁当を選んだり、意識的に噛む回数を増やして唾液の分泌を促進させましょう。
また、お茶に含まれるカテキンにも口内の細菌を退治して口臭を抑える働きがありますので、食事の際は積極的にお茶を飲むことも口臭予防におススメです。
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