病院で行なう口臭ケア
口臭が気になったらまずは歯科医院へ!!
口臭のお悩みがある場合は、まず歯科医院で口腔内の状態をチェックしてもらいましょう。
歯科医院の中には「口臭外来」を設けているところもあり、どんな方でも気軽に相談できる態勢が整えられています。
特に、“虫歯がないから”と何年も歯医者に足を運んでいない人は要注意!!
歯磨きでは取りきれなかった歯垢(プラーク)が細菌の塊である歯石となって歯の周りに沈着し、歯周病を発症しているケースも多くみられます。
歯科医院ではまず歯の状態を確認し、虫歯の有無や磨き残しのチェックを行なったり、歯と歯茎の境目の溝(歯周ポケット)の深さを測定し、歯のぐらつきがないか調べます。
歯周ポケットが2mm以下なら健康な状態なのですが、4mm、5mmと深くなると歯周ポケットの中に汚れが入り込み、歯周病が進行する危険性が……。
歯周病が進行すると、歯を支える歯槽骨が溶けてしまい、歯がグラグラになって抜けてしまうこともあります。
もちろん歯垢や歯石がたまると口臭もひどくなりますので、早めのチェックとケアが重要です。
歯石がある場合はこの後、「スケーラー」と呼ばれる器具やレーザーなどを用いてこびりついた歯石を除去し、仕上げ磨きとデンタルフロスで隅々までキレイにします。
2〜3カ月に一度の定期検診が口臭予防にも効果的
歯石は早い人で1カ月、通常でも3カ月程度でできてくると言われています。
そのため、歯に不都合がなくても2〜3カ月に一度はかかりつけの歯科医院に足を運び、歯石除去と口腔内のチェックを続けることが大切です。
歯石がたまると口臭がひどくなるだけでなく、歯石によって歯周病が進行すると歯が失われてしまったり、全身疾患に結びつくこともあるので注意が必要。
いつまでも健康な体と息を保つため、定期的に歯科医院を受診するようにしましょう。
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